私的:この声優さんのキャラクター演技がすごい!2014
お久しぶりです。気がついたら結構な期間ブログを放置してしまいました。
もうちょっと更新したいんですけど、なかなか書くようなことがないんですよ…
さて2014年も1ヶ月を切りましたね。
そこで今回は個人的に印象に残った声優さんのキャラクター演技についてまとめておきたいと思います。
あくまで僕が見たアニメの中だけなので、お薦めがあったりしたら教えていただけるとありがたいです。
久沼 さゆ CV. 石原夏織
「凪のあすから」より石原夏織さんの演じる久沼さゆちゃんを選出。
厳密には2013年秋から2014冬にかけてのアニメです。
石原夏織さんは不憫な女の子を演じさせたら天下一と勝手に思っています。
さゆも最終的には幸せそうでしたが、なかなか不憫な役回りが多かったですよね。
特に印象的だったのが第22話で光がさゆを突き飛ばして去っていくシーン。
急に突き飛ばされてビックリしたのは分かるんですが、
「おいタコスケ!ゥゥレレレッディーを突き飛ばしてそのまんまかよ!」
と巻き舌で捲し立てたのには笑ってしまいました。
シリアスなシーンが続いていただけにこの演技にはちょっと救われましたね。
凪のあすからは個人的に好きな声優さんが集まっていて観るのが楽しかったです。
安原 絵麻 CV. 佳村はるか
絶賛放送中のアニメ「SHIROBAKO」から佳村はるかさんの演じる安原絵麻ちゃん。
完結してない作品を取り上げると客観的に見られないかなと思ったんですが、
あまりにも好きなため選ばざるを得ませんでした。
佳村はるかさんの声を初めて聞いたのはアイマスの城ヶ崎美嘉ちゃんだったんですけど、
元気な声の印象だったから安原絵麻ちゃん見たときは驚きました。
安原絵麻ちゃんみたいな、いまにも消えちゃいそうな繊細な役めちゃくちゃ合いますね。
特に第7話での演技は凄まじいものがありました。
作画監督に作画をリテイクされたことを屋上で知るシーンです。
絵麻ちゃんが自分の手の遅さを悲観してアニメーターとしてやっていけない…
と落ち込んでいるのですが、声にドスが効いていて鳥肌がたってしまいました。
このシーンにかなり気合いが入っているのが伝わってきます。
感情的に怒らない絵麻だからこそ、自分を追い込んでいるのが分かる良い演技でした。
ラジオで佳村はるかさんが語っていたことなのですが、
キャラの滑舌が良くなりすぎないように演技指導があったようです。
アニメ制作会社の人はこんなに流暢に話さないから!ってことなんですかね。
監督自身がよく知っている業界だからこそのリアリティーがでている気がします。
SHIROBAKO、凄く面白いのでオススメですよ!
桐崎 千棘 CV. 東山奈央
どのキャラを演じても安定感のある東山奈央さんですが、
今年良かったと思うのは断トツで「ニセコイ」の桐崎千棘ちゃんです。
気の強いキャラにツンツンされると少しイラっとしてしまうことがありますよね。
桐崎千棘ちゃんのような暴力を振るってくるキャラでは特にそう思います。
しかし東山さんが演じることによって角が取れてマイルドな仕上がりになっていました。
喧嘩をする時でもコミカルな演技に寄っていた気がします。
東山奈央さんの演じるキャラって嫌味がないと感じるんですがどうでしょうか。
私は正直にいうと、こういう暴力を振るってくるヒロインは苦手なのですが、
東山奈央さんの演じる桐崎千棘ちゃんに関しては好きになれました。
天才・東山奈央さん、ありがとう!!
ちなみに2014年に東山奈央さんが演じた他のキャラでは、豪徳寺 かよ(さばげぶっ!)も良かった印象があります。
科戸瀬 イザナ CV. 豊崎愛生
2期や劇場版も決まり、いま勢いのある「シドニアの騎士」から豊崎愛生さんの演じる科戸瀬 イザナを選びました。
男性でも女性でもない「中性」というシドニアの騎士ならではの難しいキャラを見事に演じきっていたと思います。
豊崎愛生さんの少年声は、少女に寄りすぎないナチュラルな印象がありますね。
男の娘ってブームですけど、声がただの女の子にしか聞こえないことがよくあります。
その点、豊崎愛生さんは女の子すぎない丁度いい塩梅でした。
主人公である長道を意識しはじめ徐々に体も女性化していくみたいです。
その辺の演じ分けなんかも続編では楽しみですね!
余談ですがシドニアの騎士では喜多村英梨さんが仄姉妹全員を演じています。
とてつもないことをやってるので併せて要チェック!